高齢になっていくとともにいろんなところが若いころとは変わって、全てが満足な状態ではなくなっていきます。

階段を上がるのに足が痛いなどの事柄もその一つです。

こうした不調は歯にも表れてきます。

高齢になると、歯茎が弱くなってきて歯が抜けていくのか、実際のところの原因は私にはよくわかりません。ですが、年齢とともに、歯磨きが面倒になってしっかりと口腔ケアをできていないことも原因の一つではないかと思います。私の父は、歯はとても健康で75歳の時点で一本も抜けることなく揃っていました。しかし、脳内出血で倒れてから半身に軽いマヒが残りました。元々持っていた糖尿も悪化してしまい、以前のようにしっかりと腕を使ったり指先を使ったりすることができなくなりました。すると、歯磨きも以前のようにしっかりとはできなくなってしまったようです。すると、たちまち歯がぐらついたり、虫歯ができたりと、歯を抜かなくてはいけない状態になってしまいました。

歯を抜いてしまったことで、楽しみの一つだった食事もあまり楽しいものではなくなったように思います。なんでも柔らかくしないと食べることができないからです。しかし、硬い触感で食べるからこそ美味しいものがたくさんあります。それをわざわざ柔くして味を損なったものを食べなくてはいけないのですから、本人にとってはとても苦痛だったと思います。病気が元でなってしまったので仕方のないことだと思います。

身体が健康でしっかりと歯磨きのできる人は普段から口腔ケアをしっかりとして定期的に歯医者に行く、そして、80歳で20本の歯を残すことを目標にしてほしいです。現代では80歳で20本は夢でなく実現できるのです。わたしもあきらめずに歯医者通いを続けます!